最近売られている自動車のほとんどはAT車です。MT車もありますが、購入する人が少なくなっています。今の50代、60代の人が若かった頃は自動車ブームで、デートに車は必須でしたし、運転技術が求められるマニュアル車は男らしさをアピールする道具でした。ではAT車が全盛の今、どんな人がマニュアル車を購入するのでしょうか。
購入する人はずばり車の走りを楽しみたい人です。誰しもそうですが、マニュアル車からオートマ車にチェンジした時、物足りなさを感じました。もちろん、渋滞の時はオートマ車がすごく楽に感じましたが、ギアチェンジがないのが寂しく感じたのです。
そのように若い頃走りを楽しんだ世代が、経済的にも余裕があって、二台目としてマニュアル車を購入するのです。必然的に男性が多くなります。女性や若い人はギアチェンジをあまり好みませんが、男性は自分で車を動かしいる感じが心地よいのです。男性と女性の違いと言えます。新車は少ないので、中古のスポーツタイプになりますし、2シーターになる場合もあります。ですから、1人気ままにドライブを楽しむことになります。すでに退職してリタイヤしているならあちこちいくこともできるでしょう。
